2012年10月08日

行ってきました。中山春日神社奉納歌舞伎

10月7日(日)。中山農村歌舞伎舞台にて、奉納歌舞伎が上演されました。

16時頃からは役者さんたちのメイクが始まりました。こちらは老婆役の方のメイク。

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「元からしっかりしたシワがあるから、わざわざ描かんでもえぇんとちゃうかぁ。」

「うるさいわぁ。」

本番前で緊迫した空気なのかと思いきや、そんな会話も繰り広げられ、とても和やかでした。

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そして、17時をもって開幕。

第一幕:三番叟(さんばそう)
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第二幕:青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのえにしきえ) 稲瀬川勢揃いの場(いなせがわせいぞろいのば)
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第三幕:絵本太功記十段目(えほんたいこうき) 尼ヶ崎閑居の場(あまがさきかんきょのば)
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第四幕:デコ芝居「恋飛脚大和往来(こいひきゃくやまとおうらい)」新口村(にのくちむら)
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【デコ芝居とは】
黒子となった役者が、デコ人形と一体となって演じます。浄瑠璃では太夫が語るのですが、
デコ芝居では人形を操る役者自身が台詞を語ります。全国的にも珍しい芝居で、中山で昨年復活しました。


幕間には、桟敷のあちらこちらでわりご弁当が広げられます。

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【わりご弁当とは】
小豆島の古くからの風習で、農村歌舞伎の行事などの時に、各家庭ごとに作られるお弁当のこと。
大きな木箱のなかに小さなお弁当が何段も入っていて、親戚・家族で分けて食べながら歌舞伎を楽しみます。


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見せ場には、武智光秀役の役者さんに、「よっ!素麺屋!!」という掛け声がかかり、会場がどっと沸きます。

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デコ芝居のころにはすっかり夜も更け、観客の目は舞台に釘づけでした。

歌舞伎L.jpg

最後に、中山歌舞伎保存会の矢田徹さんが、思いを述べられました。

「続けていくのは険しい道ではございますが、みなさんのご支援があって今年も上演することが出来ました。
嬉しいことに、『自分たちの代で潰しちゃいかん。伝統歌舞伎を続けよう。』という思いを持つ人が増えてきました。」

大切なことは、 『伝統の本当の価値を理解する』 ことと 『守っていきたい』 という思いをもつこと。

その場にいた全員が、そのことに気付かされたのではないでしょうか。

今年も素敵な一夜をありがとうございました。







posted by 豆子 at 10:00| 行事ナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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