2013年10月09日

小豆島石の魅力創造シンポジウム1日目

1日目は、世界で活躍する講師陣が島石の秘められた魅力をジオサイトで語ってくれました。


早速、12:30から坂手、瀬戸の浜の見学開始。


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《巽好幸さん(神戸大学大学院理学研究科教授)》


瀬戸の海岸沿いには、小豆島の瀬戸内火山岩類の中で最初に活動を行った跡が残っています。
およそ1450万年前に行われていた火山活動だそうです。


つづいてバスで寒霞渓、四方指・四望頂を目指します。


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生憎の雨で霧立ち、絶景を拝むことはできませんでしたが、
山々のあいだを包む霧の様子もなかなか幻想的でした。


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《長谷川修一さん(香川大学工学部教授 理学博士)》


小豆島の火山活動の中で、最も大規模なものは寒霞渓を中心に分布する斑状の安山岩類の
溶岩流〜火砕岩です。小豆島はもともと、湖の中にあり、湖の中で溶岩が流れたものが
寒霞渓をつくっているそうです。


また、寒霞渓の岩がゴツゴツした地形は、火山が噴火して
山体が崩れたことによってできたそうです。


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こちらは四方指にある三等三角点。
三等三角点は地図をつくるときの目安になる点ですがこの石は小豆島産の石が使われています。
もともとは中国産の石が使われていたそうですが、塩田小豆島町長が国交省に行って小豆島産に
変えられたというこだわりがあります。


さらに三都半島の皇子神社へと向かいました。


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皇子神社は、海に突き出した砂州によって陸地と繋がった小島です。
小豆島全体の火山活動の中では、このあたりが一番最後の活動だったようです。
巽教授は、マントルから直接地表にマグマが噴出した『マントル直結安山岩』を島内で
はじめて発見されたそうで、「小豆島は地質学的にも世界的な"聖地"」とおっしゃっていました。
地球の謎を知る上で非常に大事な場所であるそうです。


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砂浜も他の浜とは少し違った雰囲気で黒っぽかったです。
これはマントル直結安山岩の破片が混じっているからだそうです。


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なにげなく見ていた石にこんなに深い歴史があったことに驚きの連続でした。
世界の地質学者たちが注目している小豆島の石は、これからの小豆島、日本を
主張する強力な個性となりそうです。


2日目は次回引き続き、レポートします!


お楽しみに!




ぼーの











posted by 豆子 at 16:30| 島石ナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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